真夜中のライン

ある日の、夜中
ベッドで眠れず、悶々としていると、ラインの着信音が鳴った。
ピロリん♪
「?・・・誰からかな?」
スマホを開くと、大好きな彼からだった!
「まったく。こんな夜中に・・・」

「あかり❤
起きてる?」
バカらしくて、でもちょっとかわいく思えた。
「起きてるよ!
どうしたの?寂しくなったの?(笑)」
すぐに、既読がついた。
「うん。寂しくなった・・・
よくわかったね」
「小さい子供か!(笑)」
「あかりだけだよ。こんなに甘えるの」
「何人もの人にやってたら、怖いわ!」
「大好きだよ❤」
「今更、何よ!
昨日も、聞いたよ。
政史の愛の告白は。(笑)」
「そっか・・・お休み。
俺も、頑張ってひとりで寝る!」
「いい子、いい子!
私も、寝るね。おやすみ」
「また、あした!」
私は、スマホをわきに置くと、
深い眠りについた。