彼からのモーニング・コール

今日は、とても寒い・・・
起きなきゃと思いながらも、布団に入りっぱなしの私。
学校に行く時間は、もうとっくに過ぎている。
このままでは、仕方がない。
のそのそと、布団から起き上がって子機を手に取る!
「あ、もしもし・・・」
「おはよう!体調はどう?」
保健室に電話したはずが、なぜか体育のミツル先生が出てきた!
「あ!おはようございます」
「今日は、学校に来ないの?」
「あ、いや・・・これから出ようと思ってて」
「そっか!体調は?」
「うーん。まぁ・・・いろいろあるのよ!」
「いろいろね(笑)」
「うん。」
「大丈夫?」
「うん!」
「本当に?」
(顔に合わず心配性だな)
「大丈夫だよ!」
「そっか。じゃあ、早めに学校に来てね。待ってるから」
「うん。じゃあね」
私は、電話を切った。